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今年一番感銘を受けた本
『お金2.0』佐藤航陽著 幻冬舎刊
「お金と経済のあり方」を根本から考えさせられる名著です。まぁ僕なんかが言うのもナンですが、、、その雑感です。
気にとめポイント①
自然と経済と人間の脳は実は根底でつながっている!いずれも膨大な個体で構成される有機的なネットワークで、相互に関与し合いながらバランスをとって存在している。。。フラクタルな関係なんですね。
気にとめポイント②
「中央集権化」から「分散化」へ。これはこれまでの社会システムを全否定するような大きなパラダイムシフトである、と。個人が自分で価値を生み出し経済システムを作っていく時代になる。。。
気にとめポイント③
「資本主義」から「価値主義」へ。これも大きなパラダイムシフトといえる。お金そのものに価値があるのではなく、本来お金にはならないと思われていたものに価値がついていく時代になる。。。
気にとめポイント④
「選ぶ経済」へ。大きなシフト、転換といっても、既存の経済がなくなるわけではなく、併存していくということ。これからは個人が自分に最も適した経済を「選ぶ」世の中になる。。。
気にとめポイント⑤
「儲かること」から「情熱を傾けられる事」へ。儲けを第一に考えれば失敗する、何かに熱中している人が結果的に利益を得られるようになる。そのひとならではのオリジナリティが必要。
簡単にまとめれば、これからの時代は、好きなこと得意なことにとことん熱中し、自分の価値を最大限に高める努力と工夫を怠らず、どんな既成概念にもとらわれずに、自由な発想で、新しい世界の中で、常にワクワクしながら生きていく。ということ。。。かな?
以上。。。